こんにちは。
今回は、股関節痛や股関節の可動域制限の改善が、なぜ難しいかについてお話をしたいと思います。
股関節の痛みや可動域制限で、悩まれている方は少なくありません。
股関節の不調は、痛みなどの症状もさることながら、将来的に杖をつくようになったり、最悪の場合
歩けなくなってしまうのではないか、という不安を感じさせるやっかいな不調です。
そして、いろいろなところで施術を受けたものの、効果はいまひとつだったという方が多いんです。
なぜ股関節の施術を受けても、症状が改善しないのでしょうか？
それは、股関節の構造によります。
股関節は、骨盤と大腿骨（太ももの骨）で構成されています。
という事は、骨盤がゆがむとそれに伴って股関節の位置がかわってしまいます。
股関節の位置が正常な状態からかわるので、股関節の動きが悪くなってしまいます。
そして、正常でない位置で股関節を使っていると、股関節に痛みがでてきます。
例えると、次のようになります。
建物のドアを、想像してみてください。
ドアは、建物にちょうつがいを介してつながっています。
もし、地震で建物がゆがんだらドアはどうなるでしょうか？
ドアの開閉は悪くなりますよね。
そしてドアの動きをよくするには、まず建物のゆがみを直してからでないとできませんよね。
骨盤と股関節の関係も、これに近いものとなります。
土台である骨盤のゆがみを正常にしてからでないと、股関節の不調を正常にする事ができないんで
す。
股関股関節の動きを改善させたり痛みを改善させるには、ゆがんだ骨盤を矯正して正常な状態にする
必要があります。
臨床経験からすると、骨盤の矯正だけで股関節の不調が半分位なくなることも少なくありません。
その位、股関節は骨盤の影響を受けるんですね。
まず骨盤の状態を確認して、ゆがんでいれば骨盤を矯正する必要があります。
その後で股関節の整復という順で施術を行わないと股関節の不調を改善させることは難しいものとな
ります。
骨盤がゆがんだまま、股関節の施術を行ってもなかなか症状が改善しません。
股関節痛・股関節の動きの悪さなど股関節の不調でお悩みの方は、骨盤矯正と関節の整復を専門にし