こんにちは。
今回は、手首の痛みについてお話をしたいと思います。
手首はよく使う関節ですので、日常的に痛めやすい関節です。
特に、利き腕は使わない日はありませんので、いったん痛めるとなかなかなおりづらい関節でもあり
ます。
手首は、いくつかの骨で構成されています。
そのなかの骨が、使いすぎや打撲などで関節がずれると痛みがおこります。
手は骨の数が多い分、関節の数が多いので、痛みの原因もそれだけ多くなるのです。
そのため、痛みをおこしている原因を特定することが重要となるんですね。
手首の関節は、何気ない日常生活での動作によって痛みがでることも多いんです。
例えば、床から立ち上がるときに、手のひらをついて立ち上げる方も多いと思います。
この動作で、あまり体重が手にかかると、手首の関節がずれる原因となるんです。
特に、頻繁にこの動作をすると、手首を痛める可能性が高くなります。
また、フライパンなどの思いものを長い時間振るときなども、手首の関節にけっこうな負担がかかり
ます。
料理は全体的に、手首に負担のかかる動作が多いですね。
手首が痛くなったら、どうしますか?
手首の調子が悪いと、手首を振っていませんか?
手首を振る方も少なくないと思いますが、じつは、手首を振ってはいけないんです。
なぜ、手首を振ってはいけないのでしょうか?
手首を振ると、手首の関節のずれを大きくしてしまい、悪化してしまうからなんです。
では、手首に痛みがある場合はどうすればよいのでしょうか?
ずれた手首の関節を、元に戻す方法があります。
痛めた方の手を、握ってグーの状態にします。
反対の手は開いて、手のひらの下の方を痛めた手のグーの先に当てます。
そして、痛めた手首に向けて手のひらで、軽く押してください。
軽く押すことが、ポイントです。
この動作によって、ずれた手首の関節が元に戻る力がかかるんです。
ちょっとコツがいりますが、試してみてください。
さらに、手首をアイシングをすると効果的です。
痛めた関節は、安静が基本ですので、痛めた手をなるべく使わないことも重要になります。
できる範囲で、安静にしてください。
それでも、痛みがとれない場合は、きちんと施術を受けて手首の関節を正常にすることが大事です。