こんにちは。
デスクワークで、長い時間イスでお仕事をされる方も多いですよね。
そしてイスに座っていると、おしりの下の辺りが痛くなる方がいます。
細身の方に多い傾向があります。
なぜでしょうか?
理由を、説明していきますね。
おしりの下のやや内側に、でっぱった骨があります。
坐骨(ざこつ)という、骨盤の一部の骨です。
さわると、すぐにわかると思います。
この、左右のでっぱった骨が座ったときに体を安定させるんです。
おしりの肉がうすいと、このでっぱった骨が座面に強くあたりますので、長い時間座っていると圧迫
されて痛みがでる場合があります。
おしりの筋肉(殿筋)や脂肪は、クッションの役割もあるんです。
細身の方に多いのは、おしりの肉がうすいという理由なんですね。
まずはイスにクッションを置いて、坐骨にかかる圧力を減らすと痛みが出にくくなります。
理想的なのは、おしりの筋肉をつけることです。
そうすると、おしりの筋肉がクッションとなりますので、痛みがおきなくなるからです。
では、どうすれば、おしりの筋肉がつくのでしょうか。
歩き方を、少し変えるだけでいいんです。
どのように、歩き方を変えればいいのでしょうか?
ポイントは、歩幅なんです。
歩幅を大きく、大股で歩いてみてください。
歩くときに使う筋肉が、全く違うことがわかると思います。
おしりやふくらはぎの筋肉を使うんですね。
さらに、かかとから着地して足全体に体重をかけて、最後につま先でけるイメージで歩くとおしりの
筋肉をよく使いますので効果が大きいです。
このときに、すねの前の外側の筋肉が筋肉痛になると、かなり良い歩き方をしている証拠なんです。
片方のおしりだけが痛くなる方は、骨盤のゆがみが原因というケースが考えられます。
骨盤がゆがむと、おしりのでっぱった骨である左右の坐骨の位置がずれるんです。
そうなると、左右の坐骨でバランスをとって座ることができなくなります。
片足立ちをしているような、不安定な状態になってしまうんですね。
片方の坐骨にかかる圧力が増えますので、おしりに痛みが出てしまうんです。
この場合は、しっかりと骨盤矯正をして骨盤の歪みをなくすことが重要なんです。
骨盤のゆがみが原因で座っている時におしりに痛みがでる場合は、骨盤を矯正する必要があります。