こんにちは。
今日は日常的によく見かける、足首の捻挫についてお話をしたいと思います。
足首の捻挫を経験された方は、多いと思います。
スポーツや歩行などで、足首をひねることは少なくありません。
捻挫は治ったはずなのに、あとあとまで足の痛みや不調に悩む方は結構います。
なぜ、捻挫は治ったのにもかかわらず、足の痛みが残ってしまうのでしょうか?
捻挫は靱帯(じんたい)や関節包(かんせつほう)というような組織を痛めた状態です。
このような組織の損傷は、数週間で治ります。
では、なぜ数か月、場合によっては数年以上も足の痛みが残ってしまうのでしょうか?
捻挫は関節の動きの限界を超えて、ひねられることによっておこります。
限界を超えてひねられるということは、関節から骨がはずれるということなんです。
はずれた骨が靭帯や筋肉などの力によって、瞬時に関節内に戻るのですが、いったん外れた骨が
100%正常な位置に戻ることはほとんどありません。
ほとんどの場合、関節にずれが残ってしまうのです。
この関節のずれが、しつこい痛みの原因なんです!
この部分をしっかり元に戻すと、足の痛みや不調はなくなります。
足の痛みは、歩き方や姿勢が崩れることによって腰痛を始め体の不調の大きな原因となります。
慢性腰痛の原因が、足の不調という場合も少なくないのです。
捻挫の後の足の痛みや不調は、しっかりと治すことがとても大事なんです!
足の捻挫をした後に、足の痛みが慢性化した場合は、関節のずれが残っている可能性が高くなります。